TK網絡

アクセスカウンタ

zoom RSS 北京のアニメチャンネル

<<   作成日時 : 2006/08/16 04:48   >>

ブログ気持玉 0 / トラックバック 3 / コメント 5

 毎年恒例の語学研修の引率で北京に来ています。部屋にいるときはほとんど北京電視台(テレビ局)動漫頻道(アニメチャンネル)を見ています。これを見ていると中国のアニメ政策と実際が見て取れるような気がします。
 
 報道でもよくなされているように、中国ではアニメ産業を国家の重要育成目標にかかげており、中央局で放送できる海外アニメの総量規制がかけられており、海外アニメを放映するには国家広播電視総局(国家放送管理局)の批准が必要です。ちなみに放送されている日本のアニメも古いものが多く、私が見た範囲では 「ドラえもん」(口+多 口+拉 A 夢)「キャッツアイ」(猫眼三姐妹) 「新世紀GPXサイバーフォーミュラ」(霹靂賽車) 「中華一番」(中華小当家) そして今年の最初に許可がおりた「テニスの王子様」(網球王子)という所です。  しかし、放送できる番組に著しい制限があるために、コンテンツ不足は否めず、一つの番組をを繰り返し放送するなどして引き伸ばしています。
 国産アニメでは、上海を舞台にバンドに青春を燃やす高校生の葛藤や恋愛を描いた「我為歌狂」(Music Up)がおそらく目玉かと思います。ネットの情報をさっと読んだところによると、人気の小説のアニメ化のようで、おそらく中国としても、日本のような大人も楽しめるアニメを作ろうという意気込みで制作したのではないかと思われます。放送時間帯としてはテニプリよりもいい枠で、大人が見ることの出来る10時台に設定されています。
 ところが、あるアニメ好きの女子大生は「あー 一回観てやめた」との反応。ネットをざっと見た限りでは、「大好き!」という意見と「ゴミ!」という意見がぶつかっておりますが、中国を代表する検索サイト「百度」の上位にファンサイトが引っかかってこない所を見ると、総じて期待はずれということなのかもしれません。これについては帰国後留学生にも聞いてみて、改めて書きたいと思いますが、私は結構楽しんで見ていました。少なくとも主題歌(リンク先で聴けます)のレベルは並の日本のアニメよりクオリティが高いと思います。

 海外アニメの目玉はなんと言っても網球王子です。(テニプリの事情については、日本貿易振興機構(JETRO)上海代表処コンテンツ流通促進センター 中澤義晴氏の こちらの記事を参考にしました。特にテニプリはこの放送局の目玉と見え、番宣も頻繁に流れております。ホームに進入する電車を流線に見立ててラケットを持って叫ぶお兄さんなど、番宣はなかなかおもしろく出来ています。

 ただ、テニプリの映像自体はとっくに流通しており、北京のコスプレイベントでも青学のコスチュームは数年前から人気。ある件の女子大生に聞くと「あ、放送してるんだ。」という反応。「配音(声あて)は日本語?中国語?」「中国語だけど」「じゃあだめだね。やっぱリョーマは皆川さんでなきゃ」。ちなみに彼女は別に日本語が出来るわけではありません。
 彼女の話によると、北京テレビのアニメチャンネルは、コアなアニメファンからは、ほとんど見るべきものがないということです。したがって何が放映されているかもまったくノーチェックとのこと。

 そうしたアニメファンと実際との乖離は、「動漫酷地帯」(動漫=アニメ/酷=クール)というアニメ情報番組をみるとよくわかります。これはアニメの紹介、短評やキャラにスポットを当てたコーナーなどで構成されている番組で、毎日放送されていますが、紹介されているアニメの大部分は日本製、あとはディズニーなど米国製がちらほらという所です。紹介されているのは「聖闘士星矢」や「うる星やつら」といった懐かしいものもありますが、記憶に残った範囲では「ガンダムSEED DESTINY」(高達SEED DESTINY)「NARUTO」(火影忍者)「鋼の錬金術師」(鋼之錬金術師)といったメジャーなものから「うえきの法則」(植木之法則)「舞乙-hime」(舞乙-hime)「魔法少女リリカルなのは」(魔法少女奈葉)「桜蘭高校ホスト部」(桜蘭高校男公関部)「無敵看板娘」(無敵看板娘)などなど、ほとんど日本とタイムラグがないものすらあります。こうした構成にこの番組の製作スタッフの意地のようなものを感じてしまいます。つまり「自分たちはいいアニメを紹介するのだ」という意識のようなものです。厳しい制限下で日本のアニメと
中国の人たちをつなぐ貴重な番組がずっと続いてほしいなと願わずにはいられません。(日本のアニメをどうやって視聴するか、大きな問題ですがこれについては後日書こうと思います。)

 最後に、このチャンネルで盛んに宣伝しているのが北京五輪マスコットキャラ「福娃」(フーワー)を主人公にした長編アニメ「福娃奥運漫遊記」(奥運=オリンピック)の脚本及びアイディア募集です。どうやらオリンピックまで、総力を結集してにフーワーを主人公にした大規模な国産アニメを作成し、中国人に、国産アニメに対する誇りを持ってもらいたいということのようです。中国のアニメ制作のトップである中国電視大学の教授、香港や台湾の漫画家などが頻繁に出て宣伝しております。さて、どのくらいの指示を集めるでしょうか。個人的に注目しております。

 

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ

トラックバック(3件)

タイトル (本文) ブログ名/日時
gambling link
たまに来ますのでよろしくお願いします。 ...続きを見る
gambling link
2006/09/12 07:17
play casino online
たまに来ますのでよろしくお願いします。 ...続きを見る
play casino online
2006/10/14 18:10
odhlp
たまに来ますのでよろしくお願いします。 ...続きを見る
odhlp
2006/11/08 13:55

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(5件)

内 容 ニックネーム/日時
こんにちは。新着から入りました。うちにもどうぞお越しください。
msn1917
2006/08/16 10:00
私も14日まで中国に行っていたんですがほとんどテレビは見ていなかったんで中国のアニメ事情がそのような状態だとは知りませんでした。
先生が引率の語学研修是非とも行きたかったです。
健(ji&agrave;n)
2006/08/16 11:07
msn1917さま
 ようこそいらっしゃいました。ブログスタートおめでとうございます。うちはせいぜい週1更新ですが、よろしければ覗いてください。

健さま
 もう帰ってきていたのですか。ようこそお帰りなさい。成果はいかがでしたか?テレビを観るひまなどないでしょうね。
 ところで、大津に行ったときに、大津市歴史博物館の江若鉄道の展示を見てきました。一見の価値ありです。もしお帰りになるときがあれば是非観てください。
ちぇんちぇん@管理人
2006/08/16 22:47
遅れてしまいましたが、
コメント
ありがとうございます(^o^)
ライブ楽しかったですよ(^o^)
また大阪で公演されるときは
行きたいです(^。^)
あとグッズのこととかの記事も
更新しましたので
良かったらぜひ
見てみて下さい(^o^)
ioMIX☆
2006/09/23 23:45
こんにちは、コメントありがとうございます。ioさんのお陰でまたブログ再開しました。ありがとうございます(^_^)/
ちぇんちぇん@管理人
2006/09/25 21:32

コメントする help

ニックネーム
本 文
北京のアニメチャンネル TK網絡/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる